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アメリカへの赴任おめでとうございます!
海外は赴任はキャリアにおいて大きなチャンスですし、海外生活も楽しみですね。
それと同時に、短期間の準備期間の中、何から準備すれば良いか不安な気持ちもあるのではないでしょうか。
この記事では、読者の皆さんがアメリカでの新生活をスムーズにスタートできるよう、私たち家族が駐在を準備しながら実際行った手続きなどの実体験に基づけて、漏れなくお伝えします!
少し長い記事ですが、これだけ準備すれば安心して渡米準備ができる自信があるので、ぜひご活用ください。
ヒョン (Hyun)
サンフランシスコ・ベイエリア在住 アメリカ生活2年目のママ
妊娠中期に渡米しアメリカで出産。1歳児の男の子の子育て中
アメリカ生活のリアルを記録した動画がInstagramで人気
(フォロワー1.7万人)
1. パスポート・ビザの準備【全員必須】
1-1. パスポートの準備
海外渡航時には、パスポートが必要となります。
パスポートの新規発給から受領までには1週間以上の時間がかかる場合もあるため、計画に余裕を持って申請してください。
もし既にパスポートをお持ちであれば、残存有効期間が1年未満の場合、切替発給が可能です。
有効期間が短い場合は、日本でパスポートを切り替えることを検討しましょう。
もし、お持ちのパスポートが残存有効期限1年未満で切替発給を申請予定の場合、ビザの申請前にパスポートの切替を行うことがおすすめです。アメリカのビザはパスポートに貼られるため、ビザが貼られている古いパスポートと、新しいパスポートを2枚持ち歩かないといけなくなるためです。
1-2. ビザの準備
ビザ申請と関連手続きは、会社で手配してくれることが多いですが、場合によってはご自身で準備が必要なこともあります。
どんなビザを取得するのか、条件や期間についても確認するようにしましょう。
面接についても準備を怠らずしっかり備えて望みましょう。
アメリカへの駐在にはどのビザが必要か?
アメリカでの駐在には異なる種類のビザがあります。
ビジネス目的での駐在の場合、HビザやLビザ、Eビザが一般的です。
ビザの期間、更新の可否、帯同する家族(駐在妻)の就労可否など、詳細なビザの種類と条件を事前に確認しておきましょう。
もし、帯同家族の奥さんがいて就労意欲がある場合、アメリカ駐在中に働くことが可能かも合わせて確認しましょう。
突然の海外赴任で会社を辞めざるを得なくなった奥さんはきっととても不安な気持ちだと思います。
今後のアメリカでの生活をより楽しく過ごすためにも、奥さんの不安な気持ちにも寄り添ってあげましょう。
ビザ申請の手続きと必要書類
ビザ申請には書類の提出やオンライン申請が必要です。
正確な情報を提供し、必要な書類を準備しましょう。
主な必要書類にはパスポート、写真、雇用契約書、銀行明細書などがあります。
会社の担当者の指示に従って対応しましょう。
面接予約と面接の準備
ビザ面接の予約を取り、面接の日時と場所を確認しましょう。
面接では自己紹介や駐在の目的について質問される可能性がありますので、事前に準備しておきましょう。
ビザ発給後の手続きと注意点
ビザが発給されたら、入国前に必要な書類や手続きがあります。
具体的にはDS-160フォームの記入やSEVIS料金の支払い、入国審査のための書類の準備などがあります。
また、ビザの期限や滞在条件にも留意しましょう。
2. 引っ越し準備【全員必須】
新しい環境での生活を始めるために、アメリカへの引越しは大きなステップです。
信頼できる引越し業者の選定と、スムーズな荷造りと海外発送に必要な注意点を押さえましょう。
<アメリカで住む環境の選び方(記事近日公開)>
2-1. 信頼できる引越し業者の選定と見積もりの取得
アメリカへの引越しには、信頼性のある引越し業者を選ぶことが重要です。
以下の手順を踏んで、適切な業者を見つけましょう。
- 口コミや評価の確認:
地域の引越し業者に関する口コミや評価を調べることで、信頼性やサービスの質を把握できます。友人や知人からの推薦も参考になります。 - ライセンスと保険の確認:
アメリカでの運営許可(ライセンス)や運送保険の有無を確認し、違法な業者を避けるようにしましょう。 - 見積もりの比較:
複数の業者から見積もりを取得し、料金やサービス内容を比較検討します。安価だけでなく、サービスの充実度も重要なポイントです。 - 契約前の細かい確認:
契約を結ぶ前に、業者に対して細かい質問や疑問を解消しておきましょう。
以下は、日本からアメリカへの引っ越しに使えるおすすめの引越し業者を2つご紹介します。
各業者の特徴についても簡潔にまとめました。
日本通運(Nippon Express)
- 経験と実績:
日本通運は長い歴史と幅広い実績を持つ引っ越し専門の企業です。
アメリカへの引っ越しに関する豊富な経験を活かし、お客様のニーズに合わせたサービスを提供します。 - カスタムサポートと効率的な手続き:
カスタムクリアランスや輸送手続きなどの煩雑な手続きをサポートし、国際引っ越しにおけるストレスを軽減します。
適切な文書作成や通関手続きを通じて、スムーズな移動を支援します。
ヤマト運輸(Yamato Transport)
- 地域ネットワークと充実したサービス:
ヤマト運輸は、地域に密着したネットワークを持ち、日本全国からアメリカへの引っ越しをサポートしています。
荷物の梱包や保護、カスタムクリアランス手続きのサポートなど、幅広いサービスを提供しています。 - ドアツードアのサービス:
ドアツードアでの引っ越しサービスが充実しており、荷物の追跡や安全性に配慮しています。
荷物の受け渡しまでを一貫して担当し、お客様の手間を軽減します。
我が家は、アメリカに送る荷物があまり多くなかったため、ヤマト運輸の単身プランSeaを使いました。荷造りは自分で行う必要があったのと、船便が届くまで4ヶ月かかりました。
でも、日本語で問い合わせ対応をしてくれるところ、荷物の引取や、アメリカ現地での荷物の配達もとても丁寧だったので満足でした。
日本からアメリカへの引越しに際しては、業者の評判や口コミ、提供されるサービス内容を十分に検討し、自身に最適な業者を選ぶことが重要です。
複数の業者と相談し、見積もりを比較検討することで、スムーズな引越しを実現できるでしょう。
<日本からアメリカへの引っ越し業者、日本通運?ヤマト運輸?徹底比較!(記事近日公開)>
2-2. 荷造りと海外発送に必要な注意点
アメリカへの引越しでは、荷造りと海外発送に特別な注意が必要です。
荷物の仕分け
アメリカへの引っ越しは、船便(海上コンテナを利用する輸送方法)を使うことが一般的です。
船便は発送から3〜4ヶ月後に届くことが多いため、船便で輸送するもの、手荷物で持っていくもの、アメリカ現地で購入するものの荷物の仕分けを事前にしておく必要があります。
渡米後すぐは慣れない生活環境の中で、日本では簡単に手に入れることができていたものも手に入らなかったり、色々と不便なことが多いです。
すぐ必要なものは、手荷物で持っていくようにしましょう。
<アメリカ生活、日本から持っていくもの、現地で買うもの、船便に入れるもの(記事近日公開)>
荷造りの際のポイント
- 軽くて丈夫なダンボールを使い、適切にアイテムを分類して詰めることが重要です。
- 壊れやすい品物はクッション材で包み、注意書きを記載してください。
- 日常生活で必要なものは、最後に詰めて緊急時にも取り出しやすくしましょう。
海外発送の準備
- アメリカへの引越しの際には、遠距離輸送のため船便(海上コンテナを利用すること)が一般的です。
- 輸送にかかる日数や手続きに余裕を持たせて計画し、引越し日との調整を行ってください。
持ち込み禁止品の確認
アメリカへの輸入に制限のある物品があるため、引越し前にアメリカの税関や入国制限について確認しましょう。
- 麻薬類、危険物や爆発物
- 未加工の肉や野菜、果物、乳製品
(※食品の場合、厳格な検査が行われるため、持ち込む際には注意が必要) - 動植物
- 医薬品
(個人利用目的の少量持ち込みは可能) - 武器や銃器
<アメリカ引っ越し、ペットと一緒に引っ越すために必要な手続き(記事近日公開)>
諸手続きと文書作成
輸送契約書や輸出入書類、アメリカの税関手続きなど、必要な文書をきちんと準備しておきましょう。
3. フライトのチケット手配【全員必須】
3-1. 出発地と到着地の確認
まずは出発地(日本)から到着地(アメリカの空港)までの直行便や乗り継ぎ便があるかを確認しましょう。
特定の都市や州へのアクセスが良い空港を選ぶことで、到着後の移動がスムーズになります。
3-2. 予算の考慮
フライトの価格は航空会社や時期によって大きく異なります。
予算を考慮して、エコノミークラスやビジネスクラスなど、最適なクラスを選択しましょう。
また、早期予約やセール情報を利用することでお得な価格で予約できる場合もあります。
3-3. フライト日程の柔軟性
渡米予定日に余裕がある場合は、フライト日程の柔軟性を持つと良いでしょう。
ピーク時を避けるか、週末よりも平日の出発日を選択することで、料金が抑えられる可能性があります。
3-4. 飛行時間と乗り継ぎ時間
フライトの所要時間や乗り継ぎ時間も考慮すべき要素です。
長時間のフライトや短い乗り継ぎ時間は体力やスケジュールに影響を与えるため、自身の体力や好みに合ったフライトを選びましょう。
3-5. 航空会社の評判とアメリカへのフライト経験
フライトの安全性やサービス品質は航空会社によって異なります。
アメリカへのフライト経験や航空会社の評判を調査して、信頼性の高い航空会社を選びましょう。
3-6. オンライン予約とキャンセルポリシー
インターネットを利用してオンライン予約することで、簡単かつ便利にフライトを予約できます。
また、予期せぬ事態に備えてキャンセルポリシーやチケットの変更についても確認しておきましょう。
妊娠8ヶ月に渡米した私の体験談は以下の記事にまとめています!
安全面や快適さを考慮すると、断然ビジネスクラスがおすすめ。
妊娠中アメリカ引っ越し予定の方はこちらも合わせてご覧ください。
4. 仮住まいの手配【全員必須】
一般的に渡米前は正式な住まいと車の準備が整いません。
住む場所が決まるまでの間の仮住まいとレンタカーを確保する必要があります。
4-1. 仮住まいの選び方
アメリカへの引っ越し方法は、駐在員本人が先に渡米し正式な住まいが決まったあと家族が後追いで渡米するケースと、家族で一緒に渡米し仮住まいで生活しながら正式な住まいを探すケースがあります。
ご家族の状況に合った仮住まいを選びましょう。
ホテル宿泊
渡米初期の短期滞在に適しています。
一般的にキッチンなどがないため、長期滞在には限界があると思います。
駐在先の近くにあるホテルを選ぶと、引越し後の移動が便利です。
サービスドアパートメント
家具付きのアパートメントで、長期滞在に適しています。
生活用品が揃っているため、引越し前に荷物を増やさず極力少ない荷物で過ごしたい方におすすめです。
Airbnb(民泊)
個人の住宅を利用できるため、アメリカの地域の雰囲気を味わいたい方に適しています。
住宅を丸ごと借りる方法と、お部屋の一室だけを借りる方法があります
一般的には、お部屋の一室だけを借りる方が費用は安く済みます。
滞在の快適さを考えると住宅を丸ごと一室借りる方法がプライベートが確保されるためおすすめです。
もし、単身で先に渡米する場合、お部屋の一室を借りることも選択肢の一つと考えましょう。
オーナー家族と一緒に暮らすことで、現地の生活情報を手に入れられるなどのメリットもあります。
我が家は、駐在員の夫が先に渡米し正式な住まいが決まったあと、妻が後追いで渡米しました。
仮住まいは、Airbnb(民宿)のお部屋を一室借りました。オーナー家族におすすめの現地スーパーや、生活必需品についても色々教えてくれて、本当に助かりました。
人と一緒に暮らすことに抵抗がある方にはおすすめできませんが、我が家的にはAirbnb(民宿)にして正解でした!
4-2. レンタカーの手配
レンタカーの利点
アメリカの一部の都市には公共交通機関が発展している所もありますが、レンタカーを利用すると自由な移動が可能です。
引越しや買い物など大きな荷物を運ぶ際にも便利です。
特に渡米直後は、仮住まいでの生活を終えて新居に入居してから、生活に必要な家具や家電、生活用品などを大量に準備しなければなりません。
レンタカーがあると生活立ち上げ期にとても便利です。
運転免許と保険
アメリカでの運転は、国際運転免許証か現地での運転免許が必要です。
渡米前に国際運転免許証を取りに行きましょう。
また、アメリカは車の進行方向と運転席の位置が日本と異なります。
渡米直後は運転に関する小さなトラブルも起きることを加味して、レンタカーを借りる際も充分な保険がかけられるようにしましょう。
レンタカー予約
インターネットやアプリを利用して事前にレンタカーを予約することがおすすめです。
オンライン予約なら、割引料金や特典を得ることも可能です。
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5. 市役所・区役所での手続き【全員必須】
アメリカへの渡航前には、日本の市役所でいくつかの重要な手続きを行う必要があります。
戸籍謄本の取得や住民票の移動手続き、そして日本からの転出届の提出について理解しておきましょう。
5-1. 戸籍謄本の取得と住民票の移動手続き
アメリカでの生活に備えて、戸籍謄本と住民票を取得し、新しい住所に移動させる手続きを行います。
戸籍謄本の取得
戸籍謄本は、日本での個人の戸籍情報を記載した公的な書類です。
現住所地の市区町村の役所で申請し、身分証明書や手数料を提出します。
コンビニ交付の場合ですと即日発行されますが、一般的には届出後3日から10日程度かかります。
5-2. 海外転出届の提出
海外転出届は、日本から海外へ引っ越す際に提出する必要のある書類です。
引っ越し1週間前~前日までに行いましょう。
日本での住所を外国(アメリカ)に移すことを届け出るものです。
別の表現を使うと、日本から住民票を抜く手続きです。
必ず、戸籍謄本などの取得が終わった後に行ってください。
海外転出届を提出するとマイナンバーカードが無効になるため、コンビニなどで戸籍謄本の取得ができなくなります。
海外転出届は、住民票を登録している市区町村の役所で行うことができます。
- 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- 印鑑
- 海外の住所(国名・都市名のみでもOK)
- マインバーカード/マイナンバー通知カード
- 役所から発行されている保険証(印鑑登録証、国民健康被保険者証、こども医療費受給者証など)
- 年金手帳
<アメリカ駐在が決まった!住民票抜く?抜かない?健康保険が使えなくなるって本当?(記事近日公開)>
6. 銀行関連の手続き【全員必須】
アメリカへの渡航に伴い、銀行関連の手続きを適切に行うことは重要です。
日本の銀行口座/保険口座/証券口座の住所変更や解約し、アメリカでの銀行口座開設の手続きを行いましょう。
6-1. 日本で保有している口座に関する手続き
銀行口座の住所変更
渡米前に、日本の銀行に引越し先のアメリカの住所を連絡し、住所変更手続きを行います。
各銀行によって異なりますが、オンライン、電話、支店にて住所変更が可能です。
海外でも利用可能なインターネットバンキングの申し込み
海外居住者の日本の銀行利用は、各銀行によって方針が異なり、中ではグレーな部分も多いです。
一般的に、預貯金口座は海外居住者専用のサービスが別で用意されており、そのサービスを申し込んで使うことになります。
海外への住所変更を行う行わないに関しては個人の判断にお任せしますが、海外からも日本の口座にアクセスできるようにインターネットバンキングを必ず申し込んでおきましょう。
アメリカ居住になると、毎年アメリカ国内で確定申告(Tax Return)をしなければなりません。
その際、アメリカ国内のみならず海外に保有している口座に関する情報も全て報告する必要があります。
申告する年の最高残高額を調べなければならないので、口座にアクセスできなくなるとかなり面倒です。
保険/証券口座の住所変更
海外赴任が決まり、住民票を日本から抜くことになりましたら、保険会社や証券会社の規約を確認しましょう。
一般的に海外転出者は、日本の証券口座を持つことができません。
ただし、証券口座によって異なるため、必ず確認し、必要な手続きを行いましょう。
保険口座も同様です。
海外居住の間、口座を保持することができるか、積み立てを継続することができるか、保険の受給が必要になった場合の条件や対応などについてしっかり確認し手続きを行いましょう。
銀行関連の手続きは、手続き完了まで1ヶ月以上かかるなど、所要時間が長い場合あります。
余裕を持ったスケジュールで進めましょう。
不要な口座の解約
日本にいる間、使わなくなった不要な口座は解約してください。
お金が入っていないから、ただ一定金額を貯めているだけだからという理由でも別の口座に移すなどし解約することがオススメです。
前述しましたが、アメリカ居住になると、毎年アメリカ国内で確定申告(Tax Return)をしなければなりません。
その際、アメリカ国内のみならず、利用有無に関わらず海外に保有している口座に関する情報も全て報告する必要があります。
海外から使用していない日本の口座まで色々調べないといけなくなるのでかなり面倒です。
不要な口座は、渡米前に解約手続きを行うようにしましょう。
6-2. アメリカでの銀行口座開設
アメリカでの銀行口座を開設するためには、通常、アメリカに住んでいることを証明する住所証明と、社会保障番号(SSN)が必要です。
そのため、アメリカに住んでいない非居住者がアメリカの銀行口座を作ることは、基本的には不可能です。
2022年11月までは、非居住者(渡米前)でも、三菱UFJ銀行を通して、アメリカのユニオンバンクの口座を開設する事ができました。
しかし、三菱UFJ銀行は2022年12月、ユニオンバンクの持ち株を全てUS Bankに売却することが決まり、2023年現在ユニオンバンクは存在しません。
日本でユニオンバンクの新規口座を作ることはできません。
アメリカでも使用可能な日本のクレジットカード、日本の銀行のデビットカード、現金を持って渡米しましょう。
アメリカの銀行口座は、渡米後に直後に行うことになります。
6-3. 現地通貨の準備
アメリカへ渡航する前に、現地通貨の準備をしておきましょう。
渡航後すぐに必要な出費や、仮住まいのホテルでチップを支払うために、現地通貨に両替しておきましょう。
細かいお金も用意しておくと便利です。
ただし、アメリカへの現金持ち込みには申告の義務があります。
10,000ドル以上を持ち込む場合は、税関での申告が必要ですので注意してください。
為替レートは変動するため、両替のタイミングを見極めることも重要です。
損をしないように、最適な時期に両替を行いましょう。
<アメリカ現地通貨の準備、一番お得に準備できる方法は?(記事近日公開)>
7. 不要なカードの整理【全員必須】
アメリカへの渡航に伴い、不要なクレジットカードやポイントカードの整理を行いましょう。
7-1. クレジットカードの整理
まず、保有しているクレジットカードを一覧にまとめて洗い出します。
不要なカードや使わなくなったカードを特定しましょう。
洗い出したカードの中で、利用頻度が低いものや特典が得られないカードを見極めます。
ポイントやマイルなどの特典が得られないカードは、将来的なメリットを考えて整理することを検討します。
不要なクレジットカードは、直接カード会社に連絡して解約手続きを行います。
解約には手数料やポイントの失効などがある場合がありますので、注意して手続きしましょう。
7-2. ポイントカードの整理術
保有しているポイントカードのポイント数を確認しましょう。
ポイントがほとんど溜まっていないカードや、交換先が限られているカードを整理の対象にします。
ポイントの有効期限を確認し、期限が近いものやポイントの失効が予想されるものを優先的に利用するか整理します。
ポイントの貯めやすさや使いやすさ、提携店の利用頻度などを考慮して、不要なポイントカードを整理します。
提携店での特典を享受できるカードを選び、整理の対象となるカードを減らします。
8. 携帯の解約・休止【全員必須】
アメリカへの長期滞在や赴任に際して、日本の携帯電話の解約や休止手続きは重要なステップです。
適切な手続きを行うことで、無駄な費用を節約し、スムーズな海外生活を送ることができます。
8-1. 携帯解約手続きの方法
準備と確認
アメリカでの携帯電話の利用を検討し、日本の携帯会社に連絡して解約の意思を伝える前に、以下の点を確認しましょう。
解約することによって不便な点はないか。
解約にかかる手数料や解約金があるかどうか。
解約時の契約期間や更新月、事前に提出する必要がある書類など。
我が家は、UQ Mobileの一番安いプランを継続して使っています。
日本の携帯電話を使うことはほとんどありませんが、Webサービスの認証周りの整理が終わってから解約予定でしたが、維持コストが安いため電話番号維持のためにも解約せずに使っています。
解約手続きの実施
解約を希望する場合は、携帯電話会社のカスタマーサポートに連絡して手続きを進めます。
解約の際には、解約日や解約時期などを確認し、必要な手続きを丁寧に行いましょう。
8-2. 携帯休止の方法
休止可能な期間の確認
携帯会社によって、休止可能な期間や条件が異なります。
事前に確認しておきましょう。
休止手続きの実施
一時的に携帯電話の利用を休止させたい場合は、携帯会社に休止の希望を伝えます。
休止期間中は、通話やデータ通信を利用できないことに注意してください。
休止解除の手続き
アメリカ滞在終了後に携帯電話を再利用する場合は、休止解除の手続きを行います。
携帯電話の休止手続きを行う際に、休止解除の際かかる手数料や解除までの所要日数を合わせて確認しておきましょう。
9. 海外SIMの用意【全員必須】
アメリカでの滞在中にスムーズな通信手段を確保するためには、適切な海外SIMを選ぶことが重要です。
ここでは、海外SIMを選ぶ際のポイントと注意点、アメリカでおすすめの海外SIMについてご紹介します。
9-1. 対応エリアと通信品質の確認
滞在予定地での対応エリアと通信品質を事前に確認しましょう。
旅行に行くなど他のエリアに行くことも考えると、住んでいる地域だけでなく、アメリカの広い地域で通信が安定しているかを確認することが重要です。
9-2. データ通信量と通話料金のプラン
自分の通信ニーズに合ったデータ通信量と通話料金のプランを選ぶことが大切です。
アメリカでの滞在期間や、インターネット利用の頻度、通話頻度などを考慮して適切なプランを選びましょう。
9-3. ローカルSIMとグローバルSIMの比較
アメリカでの滞在だけでなく、他の国でも使用したい場合はグローバルSIMを選ぶと便利ですが、ローカルSIMの方が現地通信キャリアとの契約が直接できるため、安定した通信が期待できます。
ローカルSIMとグローバルSIMの特徴を比較し、自分のニーズに合ったものを選択しましょう。
9-4. SIMの購入方法と手続き
アメリカへ渡航する前に、自宅でSIMをオンラインで購入することも可能です。
SIMの受け取りやアクティベーション(有効化)手続きを済ませておくことで、アメリカに到着後すぐに通信が利用できるようになります。
9-5. サポートとカスタマーサービス
万が一、通信トラブルや問題が生じた場合には、サポートやカスタマーサービスが頼りになります。
カスタマーサポートの提供言語や対応時間帯などを確認しておくと安心です。
電話でのカスタマーサポートへの問い合わせはストレスがある場合が多いです。
電話越しの英語は聞き取りづらいことが多いためです。
英語に自信のない方は、日本語で問い合わせできるサービスを選ぶのがおすすめです。
9-6. アメリカでおすすめの携帯電話SIM
アメスマ(アメリカンスマートフォン)
日系の携帯電話サービスで、T-Mobile、Verizon Wirelessの一次代理店であるJPEX America, Inc.が提供しています。
日本人向けのSIMカード・携帯サービスで、日本語でのカスタマーサポートがあり、英語が苦手な方でも安心して利用できます。
日本にいながらアメリカの携帯電話・SIMカード・eSIMを契約、受け取れるので、アメリカに到着してすぐ携帯電話の使用が可能です。
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10. 日本の住居関連の手続き【全員必須】
10-1. 賃貸物件の場合:退去手続きと不動産管理会社との連絡
アメリカへの駐在などで日本を離れる際に、賃貸物件に住んでいた場合は退去手続きが必要です。
以下では、スムーズな退去手続きと不動産管理会社との連絡について解説します。
退去手続きの準備
退去の意思を固めたら、賃貸契約書をよく確認し、退去に関する事項を確認します。
退去に関する通知期間や連絡方法などを確認しましょう。
不動産管理会社への連絡
退去の意思を不動産管理会社に早めに伝えることが重要です。
通常、退去の連絡は書面(メールやファックス)で行います。
連絡する際には、退去日時や立会いなどの日程調整、清掃や修繕に関する取り決めなどを確認しましょう。
部屋の整理と修繕
退去前には、賃貸物件をきれいに整理して元の状態に戻す必要があります。
壁や床の汚れや傷を修繕し、必要ならば家具や家電の整理・処分を行います。
荷物の管理と保管
任期が延長される可能性が低く、駐在期間終了後に日本に帰国する時期と予定が明確な方は、荷物の保管方法を検討しましょう。
荷物を処分する場合は、不要な家具や物品をリサイクルショップに売却するか、寄付することを検討します。
大切な荷物を保管したい場合は、レンタルルームや実家に預けるなどの方法を考えます。
実家に荷物を預ける場合は、保管期間や送付方法を決めて、事前に家族に相談しましょう。
<アメリカ赴任!日本の家で使っていた家具や家電はどうする?(記事近日公開)>
立会いと最終確認
退去日には不動産管理会社との立会いが行われることがあります。
部屋の状態を最終確認し、問題があれば修正を行います。
退去時の立会いは写真撮影などを行い、トラブルを避けるために重要です。
10-2. マイホームの場合:売却・賃貸に出す・空き家の管理
日本でマイホームを持っている場合、留守中の家のためにやっておくべきことは、一般的に以下の3パターンに分かれます。
①マイホームの売却
長期にわたる海外赴任を予定している場合、マイホームを売却することが一つの選択肢となります。
売却すれば、管理費や固定資産税の支払いの心配がなくなり、海外滞在中も気が楽になるでしょう。
複数の不動産会社に見積もりを依頼することで、適切な売却価格を把握することが重要です。
一括査定サービスを利用することで、手軽に査定を受けることができます。
②賃貸に出す
売却が難しい場合や将来的に帰国予定がある場合には、賃貸に出すという選択肢もあります。
住宅ローンを差し引いても家賃収入が得られる場合は、賃貸収入を得ることができますが、確定申告が必要になる点に注意しましょう。
賃貸に出す際は、管理会社との契約が必要です。
ハウスメーカーからの紹介や、大手の賃貸やリロケーションサービスを利用することも検討してください。
③空き家にして管理してもらう
赴任期間が短い場合や家を貸し出したくない場合には、空き家のままにしておく方法もあります。
自宅に貴重品がある場合は、預けるか持ち運ぶかも合わせて検討しましょう。
防犯対策のため貴重品は安全な場所で管理するようにしてください。
また、空き家は管理が必要です。家は人が住まないと傷んでしまうためです。
近くに頼める家族や知人がいる場合は、月に1〜2回の空気の入れ替えをお願いするなどの対応が考えられます。
家族や知人の手が借りられない場合は、留守宅管理サービスを利用することもできます。
月に1〜2万円程度の費用がかかる目安です。セコムやALSOKなどの留守宅&空き家管理サービスを検討してください。
10-3. 住居にまつわる各種サービスの解約/休止
引越し前には、日本の住居にまつわる各種サービスの解約や休止手続きも欠かせません。
忘れてしまうと無駄な出費がかさんでしまう可能性があるため、必要のないものは解約してから渡航するようにしてください。
ライフラインの解約
ライフラインの解約は住んでいる自治体によって方法が異なりますが、解約日の1週間前までにはインターネットまたは電話で連絡を取ることが一般的です。
<電気>
解約日当日に立ち会いの必要はありません。ブレーカーを落として手続きを完了させることができます。
<水道>
解約日当日に立ち会いの必要はありません。
<ガス>
室内にメーターがある物件やオートロックの物件は、閉栓作業に立ち会いが必要となります。
<インターネット>
ルーターをレンタルしている場合は、返却手続きが必要です。
NHKの解約
NHKは自動引き落としをしてしまうと解約が難しいと言われていますが、海外への転居の場合は解約が可能です。
電話で解約用紙を取り寄せ、返信することで解約手続きができます。
解約用紙を記載し郵送することで解約申請となるため、早めのタイミングで連絡しておいた方が安心です。
一括で支払っている場合は、残りの月分が返金されます。
定期便の解約
生協など、食材の宅配を利用している場合は、解約または休止の連絡が必要です。
生協の場合、加入時に出資金を支払っているため、必ず返金してもらいましょう。
その他、雑誌、新聞、化粧品などの定期便、子どもの通信教育や習い事もお忘れなく解約や休止の手続きを行いましょう。
郵便の転送
海外赴任でアメリカ居住となる方は、実家などへ郵便物の転送を依頼することが一般的です。
郵便局の転送手続きを利用することで、自分が海外にいても指定の住所に郵便物を転送してくれます。
転送期間は最大1年間までで、長期滞在の場合は各種サービスなどの住所登録を変更することも検討しましょう。
もし、実家や親戚、友人などへの転送が難しい場合は、受取り代行サービスを利用することもできます。
海外移住者向けの受取り代行サービスは便利で格安なため、海外にいながらでも荷物や郵便物を受け取ることができます。
代表的なサービスとして「DANKEBOX」と「Post Cast」があります。
利用者は自分が持つ住所とは別に、サービスが用意する住所を利用し、そこに届いた郵便物を保管してもらい、必要に応じて海外へ転送してもらうことができます。
11. 日本の車関連の手続き【必要な人のみ】
日本からアメリカへの長期滞在や駐在などで、日本の車を手放す必要がある場合は、車の売却方法と手続き、および自動車保険の中断手続きについて確認しましょう。
11-1. 車の売却方法と手続き
車を売却する際は、以下の手順を参考にしてください。
ディーラーや中古車買取店に車の査定を依頼し、適正な価格を確認します。
買取店と売却契約を締結し、車を引き渡す日時や条件を決定します。
車庫証明や自動車税の清算、名義変更手続きなどの必要な書類手続きを行います。
買取店に車を引き渡し、金銭の受け渡しや書類の提出を行います。
11-2. 自動車保険の中断手続き
日本での車を売却する場合は、自動車保険の中断手続きを行う必要があります。
車を売却する前に、自動車保険の契約期間や解約に関する契約内容を確認します。
車を売却した日をもって自動車保険の解約手続きを行います。解約手続きには解約の申請書類の提出が必要な場合もあります。
解約による返戻金がある場合、保険会社からの返金を確認します。
12. 運転免許関連の手続き【必要な人のみ】
車の運転が必要な地域へ駐在される場合は、運転免許に関する手続きを忘れずに行いましょう。
ニューヨークのマンハッタンを除いて、恐らくほとんどのアメリカの地域は車がないと自由な生活が難しいと思います。
以下では、免許の更新期限のチェックと国際運転免許証の取得、そして証明書の発行について詳しく解説します。
12-1. 免許の更新期限のチェック
アメリカへの駐在や長期滞在中に運転をする場合、日本での運転免許の有効期限を確認しましょう。
有効期限の確認
運転免許の有効期限を免許証に記載されている日付から確認します。
更新手続きの計画
免許の有効期限が近づいている場合は、日本にいる間に更新手続きを行う計画を立てましょう。
12-2. 国際運転免許証の取得
アメリカでの運転には、国際運転免許証が必要です。
以下の手順で取得しましょう。
国際運転免許証の取得には、運転免許証の写し、パスポート写真、本人確認書類などが必要になる場合があります。
国際運転免許証は、日本の運転免許センターに申請することができます。手数料が必要な場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
申請が承認されると、国際運転免許証が発行されます。発行までに時間がかかる場合もあるので、余裕を持って手続きを行ってください。
日本で運転免許を持っていない方で、アメリカで運転する予定のある方は、日本で教習所に通って免許を取得しておくことがおすすめです!州によっては、日本の運転免許をアメリカの運転免許に切り替え可能。
切り替えができない州の場合でも、アメリカで教習所(Driving School)に通う費用は高いです。運転に不安がある方は特に日本で一度免許を取得すると安心です。
12-3. 各種証明証の発行
自動車運転経歴証明書の取得
アメリカで運転免許を取得する際に、運転経歴の証明書が必要な場合があるので、念のため取得しておくと良いでしょう。
無事故・無違反証明書の取得
無事故・無違反証明書は海外での保険加入に役立つ場合もあります。
申込用紙を記入して、ゆうちょ銀行・郵便局から申し込むか、自動車安全運転センターの窓口で申し込みます。
英文で発行する場合はローマ字で名前を記載します。
発行手数料は670円で、郵便局利用の場合は別途振り込み手数料がかかります。
13. 健康診断・予防接種【必要な人のみ】
アメリカは日本より医療費が高いです。
英語に自信がある場合でも、日本語の通じない海外で体に病院に通うことは一苦労です。
体に不調がある場合は、日本にいるうちに治療して渡米することがおすすめです。
海外赴任に伴い会社から健康診断の受診を求められた時は、それに従いましょう。
会社の指示以外で、以下のことは個人でも準備しておくと安心です。
13-1. 健康診断・人間ドッグ
人間ドックは予約が取りづらい場合も多いため、早めの受診が大切です。
内視鏡検査を行う場合は数か月先の予約になることもありますので、再検査が必要な場合に備えて早めに受診しましょう。
健康保険によって検診先の病院が指定されている場合もあるため、事前に確認をしましょう。
13-2. 予防接種
渡航先によっては、日本では受けない予防接種が必要なこともあります。
トラベルクリニックを受診することで、安心して予防接種を受けることができます。
また、海外と日本で使っている薬が異なる場合もあるため、医師と相談して適切な接種を行いましょう。
予防接種にはかなりの費用がかかる場合もあることと、病院によってはクレジットカードが使えないところもあるため、現金を多めに持参することをおすすめします。
13-3. 歯科検診
歯の治療は時間がかかることも多いため、渡米前に受診を開始しましょう。
渡米直後、急に痛みが始まって焦ることのないよう、一度チェックしておくと安心です。
赴任先で治療を受ける場合、費用が高額になることや保険適用外のケースもあります。
13-4. 眼科検診・眼鏡/コンタクトレンズの用意
アメリカでは眼鏡を作る時や、コンタクトレンズを注文する時も、保険が必要です。
度数の合わない古い眼鏡をお持ちでしたら、日本にいるうちに新しく用意することがおすすめです。
JINSのメガネなら最短30分で作れますし、購入から6ヶ月以内なら2回までレンズ交換が無料です。
度数が合わないなどの理由でレンズ交換することもできますので、眼鏡を新しくされる方ご参考にしていただければです。
また、カルフォルニア州など、アメリカは日差しが強い地域もあります。
日中サングラスをかけないと眩しさから視力が落ちたり、あまりの眩しさから運転ができなかったりもします。
眼鏡を常用される方は、2WAYグラスのようにサングラスにできる眼鏡が便利です。
コンタクトレンズも高額になることがありますので、予めネットショップでまとめ買いをすることを検討しましょう。
参考までに、私は1年分より少し多めのコンタクトレンズを船便と手荷物で分けて持ち込みました。販売用ではないことが分かるように、箱から出してバラバラにして持ち込みました。
13-5. 医療脱毛
アメリカ赴任が決まってから医療脱毛をする人が増えています。
赴任される地域によりますが、カルフォルニア州のように暑い地域は肌を露出する機会も増えるため、年中ムダ毛が気になってしまうこともあるかもしれません。
脱毛サロンは数回施術が必要で、次の施術まで間を開ける必要があります。
完了するまで時間がかかるため、限られた駐在準備期間には回数が少ない医療脱毛がオススメです。
開始前に、どのように進めるのか、完了時期含めて確認してから契約するようにしましょう。
14. 子供関連のチェックリスト【必要な人のみ】
子どもがいる家庭では、特に教育関係の準備が重要です。以下の項目に注意しておきましょう。
14-1. 通信教育の検討・申し込み
海外で子供の日本語を維持するために通信教育を利用しましょう。
「Z会」や「進研ゼミ」は海外でも受講可能な通信教育です。
14-2. 日本語教科書の受取
海外子女教育振興財団から無料で日本語の教科書を受け取ることができます。
受け取りには「転学児童・生徒教科用図書給与証明書」が必要です。
在籍中の学校に発行してもらいましょう。
14-3. 転校手続きに必要な書類を揃える
現地校の入学には必要書類がありますので準備しておきましょう。
一般的には以下のようなものを準備します。
- 日本の学校の在学証明書(英文):日本の学校に発行してもらえます
- 成績証明書/通知表(英文):日本の学校に発行してもらえます
- パスポートの写し
- 居住証明 :現地の賃貸契約書に家族の名前も記載
- 予防接種の証明 :母子手帳の英訳
(英語に自信がある場合はご自身で英訳、不安な場合は民間企業などに依頼)
14-4. 英語学習を始める
現地の学校に通う子どもたちが現地の言葉に慣れるため、渡航前から英語学習を始めることが役立ちます。
15. 現地生活の情報収集【必要な人のみ】
事前に情報収集をしておけば不安を払拭し、現地の暮らしをスムーズにスタートさせることができます。
情報収集方法は以下のようなものがあります。
15-1. 渡航セミナー・海外赴任説明会
地域で開催される渡航に関するセミナーに参加し、先輩駐在員や専門家の話を聞くことができます。
駐在員の会社経由で申し込むことができる場合もあるため、気になる渡航セミナーがある場合、申し出てみましょう。
15-2. 海外駐在に関する書籍
海外駐在向けの書籍を利用すると、駐在の心得や赴任準備の流れを把握できます。
紙の書籍のみならず、電子書籍でも良質でよくまとまっている本が販売されています。
現地の細かい情報は更新されるためあまり記載されていませんが、駐在の心得や、赴任準備の流れをざっくり把握したい方にとってはとても便利だと思います。
口コミなどを参考にして気になった本を一冊読んでみましょう。
15-3. 知り合いの駐在員に連絡する
個人的に最もおすすめの方法はこちらです。
同じ地域で既に駐在されている方、過去駐在されたことがある知り合いがいたら連絡してみましょう。
同じ地域でない場合でも、国が同じであればリアルなアドバイスをいただけると思います。
私は、渡米する時、妊娠中期でアメリカで出産を予定しておりました。
最も不安だったことは、産院の選び方でしたが、過去同じエリアに駐在されていた先輩から現地に住む友人を紹介していただき、産院も紹介してもらえました。本当に感謝です…。
駐在生活は、人との繋がりが大きな力となります。
人に積極的に助けを求めましょう。
きっと助けてくれる方がいるはずです。
まとめ
かなり長い記事となりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます!
駐在員の多い大企業は「海外赴任マニュアル」など用意されているそうですが、我が家は駐在員第一号社員だったこともあり、一から全てを調べて準備しなければなりませんでした。
同じような悩みを抱えている方のお役に立てたら嬉しいです。
最後に、アメリカ生活において情報を共有してもらえる知り合いがいるかいないかで、生活の質が全然変わります。
既に知人がいたり、知人からの紹介をもらえたらベストですが、難しい方は、ブログやインスタ・ツイッターなどのSNSを活用してみましょう。
現地のリアルな情報を発信されている方がとても多くいらっしゃいます。
アメらくを運営している私も、Instagramを中心に色々情報発信しているので、良かったら遊びにきてください。