【アメリカ駐在ビザ面接】面接は英語で落ちることもある?!事前準備と注意点を解説

この記事では、アメリカ駐在のビザ面接に必要な準備と注意点・面接でよく聞かれる質問例について解説します。

ヒョン

筆者の私も夫の駐在ビザのために、東京 赤坂にある米国大使館でビザ面接を受けました!実際の経験談も紹介します!

ビザの面接に落ちる確率は、一般的には低いと言われていますが、時々書類不備や準備不足で落ちてしまうケースもあるようです。

スムーズにビザ取得ができるように、しっかり準備して臨みたいですね。

目次

アメリカ駐在ビザ面接の流れ

アメリカ駐在ビザ面接の流れは以下の通りです。

STEP
オンラインで予約をする

ビザ面接は予約制となっており、申請サイト(在日米国大使館と領事館)から事前に予約を行う必要があります。

予約は、希望する面接日時と場所を指定することができます。

STEP
必要書類を用意する

ビザ面接には、申請者の個人情報や資格、目的や旅程などに関する書類を提出する必要があります。

提出書類はビザの種類によって異なりますが、一般的には、パスポート、申請書、写真、経済的資格を証明する書類などが必要です。

STEP
ビザ面接の日程に合わせて出向く

ビザ面接当日には、予約された時間に合わせて大使館または領事館に出向きます。

到着後、申請書の提出や指紋採取、面接などが行われます。

STEP
セキュリティチェック

大使館・領事館に持ち込めるものは、ビザ申請に必要なもののみです。

全てのビザ面接申請者は、アメリカ大使館・領事館に入館するために、金属探知機を通るなどのセキュリティチェックを受ける必要があります。

手荷物については以下にまとめました。参考にしてください。

持ち込めるもの持ち込めないもの
手持ち可能なバッグ1点 (25cm×25cm以下)
携帯電話1台
ビザ申請に必要な書類
申請書類が入ったクリアフォルダー
本や雑誌などの書籍
ベビー用品(ミルク・おむつ・お湯など)
ベビーカー(待合室の外に保管場所あり)
電子機器
許可されたサイズ(25cmx25cm以下)を超える大きなかばん
食べ物と飲み物
エアゾール缶
煙草、葉巻、マッチ、ライター
はさみやナイフ、爪やすりなどの先の尖った物
全ての武器、凶器、火薬、爆発物
在日米国大使館と領事館公式HPより
STEP
申請書の提出と指紋採取

ビザ面接当日には、提出書類と共に申請書を提出し、指紋採取を行います。

指紋採取は、デジタルシステムによって行われ、採取された指紋情報はビザ発行のための審査に利用されます。

STEP
面接

ビザ面接では、面接官が申請者に質問をします。

質問は、申請者のビザの目的や旅程、資格などに関するものが多く、英語で行われます。

ビザの種類や申請者の状況によって、面接の長さや質問内容が異なります。

面接は英語ですが、必要に応じて職員に通訳を依頼することも可能です。ただしFビザ(学生ビザ)やJビザ(インターンシップビザ)などの面接では、英語のコミュニケーション能力も審査項目に含まれます。

STEP
ビザ発行の可否の通知

ビザ面接の結果は、面接後に申請者に通知されます。

ビザの発行が承認された場合は、パスポートが返却される際にビザスタンプが貼られます。

(※ビザの発行までにパスポートがお預けになるため、この期間の間国外に行く事はできなくなります)

逆に、ビザが発行されなかった場合は、理由が説明された拒否通知が送付されます。

ビザの合否はその場で口頭で教えてくれることが一般的です。もし拒否となった場合はその理由も合わせて教えてくれます(理由を教えてくれなかった場合でも、必ず拒否された理由を聞きましょう)

以上が、アメリカのビザの面接の一般的な流れです。

ビザ面接は申請者のアメリカ入国の最終審査となるため、不十分な準備や誠意の欠如が原因でビザが発行されないこともあります。

申請者は、ビザ発行のために必要な手続きを正確に理解し、準備を十分に行うことが必要です。

ヒョン

面接当日は緊張しましたが、面接自体はすごくカジュアルでした!
東京の米国大使館の場合、面接は別部屋ではなく、まるで銀行の窓口でお話するような形で行われます。
面接時間も15分ぐらいで、あっという間でした!

ビザ面接当日に必要な書類

ビザの種類によって必要な書類や面接で聞かれることが異なります。

ビザ面接において、共通して必要となる書類は以下です。

書類の順番が違ったり、書類に不備があると面接が遅れる場合がありますのでご注意ください。

  • パスポート(10年以内に発行されたもの)
  • DS-160確認ページ
  • 証明写真
  • 面接予約確認書

面接でよく聞かれる質問例

ビザ面接でよく聞かれる質問には、以下のようなものがあります。

  • アメリカで何をしますか?
  • アメリカではどこに住みますか?
  • 勤務先はどんな会社ですか?
  • 勤続年数は何年ですか?
  • ポジション名と簡単な職務内容を説明してください
  • どれぐらいアメリカに滞在しますか?
  • 勤務地(研修場所)はどこですか?
  • 研修先の会社名はなんですか?

一緒に面接を受ける帯同家族(駐在妻)にも質問をする場合があります。

よく聞かれる質問は以下のような簡単な質問です。

  • いつ結婚しましたか?
  • 子供はいますか?
  • 米国で働く予定ですか?
ヒョン

私も面接時に以下の二つ質問されました!
「結婚してどれぐらいですか?」と「子供はいますか?」です。

定番の質問のようなので、英語が不安な方は、事前に回答を英語で練習しておくと良いと思います。

ビザ面接の注意点

ビザ面接には以下のような注意点があります。

  • 書類は完璧に用意する:必要書類や写真のサイズ、形式、内容を確認しておきましょう。
  • 質問には正直に回答する:虚偽の回答をすると入国が許可されなくなる可能性があります。
  • 英語での回答に慣れる:面接では英語での質問が多いため、事前に練習することが大切です。
  • 態度や服装に気をつける:ビザ面接は重要な手続きのため、礼儀正しく慎重な態度で臨みましょう。
    また、ビジネスビザや労働ビザの場合はビジネスカジュアルな服装が望ましいです。
  • 滞在期間終了後は速やかに帰国することをアピールする:ほとんどのビザは、滞在できる期間が決まっているため、その滞在期間を超えて滞在すると不法滞在となってしまいます。不法滞在や永住を目的としていないことをアピールすることが大切です。
ヒョン

服装についてですが、夫も私もビジネスカジュアルでした。
ちなみに、二人とも髪色は金髪でした(笑)
面接官はとても優しい白人の女性で、最後「髪色かわいいね!」と言われました^^;
相手に不快感を与えない、礼儀正しい格好であれば大丈夫だと思います。

ビザの面接に関するよくある疑問

ビザ面接の予約はいつから可能ですか?

ビザ面接の予約は、3か月前から可能です。

時期によっては混み合うこともあるため、希望の日時に予約するのが難しい場合もあります。

余裕を持った日程で予約することをおすすめします。

ビザ面接の日程を変更することは可能ですか?

ビザ面接を予約した日時まで書類の準備が間に合わない場合は、日程を変更することが可能です。

ただし、変更できる回数は3回までなので、なるべく変更せず手続きできる日程を選びましょう。

それ以降の変更は、ビザ申請料金を支払う必要があります。

夫の駐在に帯同する予定です。帯同家族(駐在妻)も面接で質問をされますか?

はい、駐在に帯同する家族の方々にもビザ面接で質問がされることがあります。

一般的には、家族の方々にも個別にビザが必要となるため、面接を受ける必要があります。

また、家族の方々が同行する場合、その目的や予定などについても尋ねられることがあります。

例えば、子供たちが現地の学校に通うために同行する場合、教育に関する質問がされることがあります。

また、家族の方々が働く場合には、労働ビザに関する質問がされることもあります。

したがって、駐在する家族の方々もビザ面接に備え、準備をしておくことが大切です。

英語が苦手です。ビザの面接で英語力を問われることはありますか?

はい、ビザの面接では英語力が問われることがあります。

ビザ申請者は、面接官の質問に正確かつ明確に答える必要があります。

ビザ面接では、面接官が申請者の英語力を評価し、アメリカでのコミュニケーション能力を確認することが目的となっています。

したがって、英語力が不足している場合は、面接官とのコミュニケーションに支障をきたす可能性があります。

ただし、全てのビザの面接で英語力が必要とされるわけではありません。

ビジタービザや観光ビザなどの短期滞在目的の場合は、英語力が求められることは少ないです。

しかし、労働ビザや留学ビザなどの長期滞在を伴うビザの場合は、英語力が必要不可欠となることが多いです。

ビザ面接に備えて、英語力を高めるための準備をすることをお勧めします。

ヒョン

帯同家族に対して、英語力が問われることはほとんどありません。
簡単な質問に答えるだけなので、過剰に心配しなくて大丈夫です!

ビザの面接に落ちる確率はどれぐらいですか?

ビザの面接に落ちる確率は、申請者の個人的な状況やビザの種類によって異なりますが、一般的には比較的低いです。

具体的な確率は公表されていませんが、申請者が必要な書類を提出し、正確かつ明確に質問に答えるなど、正確な情報提供と真摯な態度を持って臨むことが大切です。

ただし、ビザの申請は非常に厳しい審査を通過する必要があります。

ビザの種類や申請者の状況によっては、申請が却下される可能性があります。

例えば、申請者の過去の犯罪歴や、ビザの目的がアメリカ国益に反する場合には、ビザの発給が拒否されることがあります。

また、申請書に必要事項を正確に記入できていない場合、申請が却下される可能性もあります。

ビザ面接に備えて、十分な準備をすることが重要です。

面接の時間はどれぐらいですか?

ビザ面接の時間は、申請者の個人的な状況やビザの種類によって異なりますが、一般的には15分から30分程度です。

面接時間は、ビザの種類や申請者の個人情報によって異なります。

長期滞在を伴うビザの場合は、より詳細な質問が行われ、面接時間が長くなることがあります。

また、ビザ面接の混雑状況によっても面接時間は変わります。

ビザ面接の前に、申請者は面接時間について確認し、予定の時間よりも早めに到着することをお勧めします。

面接の合否はいつ分かりますか?

ビザ面接の合否結果は面接後に伝えられるため、当日中にビザの取得が可能かどうかがわかります。

ビザはいつ頃発行されますか?

ビザ面接で合格し、ビザが発行されることになったとしても、すぐビザが発行されるわけではありません。

実際に発行されるのは、審査が終わってからおよそ10日程度かかります。

審査の状況によって日数が変わることもあるので、日程に余裕をもって準備をしましょう。

ビザ面接で落ちた場合はどうなりますか?

ビザ面接で審査に落ちた場合、再度審査を受けることができます。

面接終了時に却下されたことが分かるため、面接官にその場で再審査をお願いしましょう。

再審査はビザ面接の予約からやり直しになるため、その場で再度面接ができるわけにもいきません。

落ちることはないと安心せず準備し、もし落ちた場合でも落ち着いてもう一度面接をやり直せるように準備をしていきましょう。

まとめ

以上が、アメリカ駐在のビザ面接は、準備と注意が必要な手続きです。

ビザ面接の種類や流れ、よく聞かれる質問と回答例、注意点について把握して、スムーズなビザ取得になるよう準備をしましょう。

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この記事を書いた人

Hyun(ヒョン)のアバター Hyun(ヒョン) アメらく編集長

・サンフランシスコ・ベイエリア在住
・アメリカ生活2年目のフリーランスママ
・妊娠中期に渡米しアメリカで出産、1歳児の男の子の子育て中
・マーケターとして在宅で働きながら、アメリカの大学でスキルアップにも挑戦
・アメリカ生活のリアルを記録した動画がInstagramで人気
(フォロワー1.7万人)

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